月別アーカイブ: 2020年3月

<翻訳> ジェイミー・ガルブレイス「米国がコロナウィルスに打ち勝つ方法」「政府は次に何をすべきか」

米国のポストケインズ派の重鎮であるジェイミー・ガルブレイス氏による、コロナウイルスとの戦いのための断固たる政策提言です。
これまで日本で論じられることのなかった、医療のための政府資金提供、動員、流通システムを維持する政策、人々を困窮から救う策など、幅広い政策がコンパクトに論じられています。
ジェイミーさんは、かのジョン・ケネス・ガルブレイスの息子で、バルファキス『黒い匣』ではヤニさんの米国の相棒として出てくる方です。ご本人の承諾を得て掲載いたします。
Galbraith2020_COVID19

翻訳に際しては、翻訳家の早川健治様より貴重なご助言を賜りました。ここに御礼申し上げます。
早川健治様の翻訳
エレン・ブラウン『負債の網 お金の闘争史・そしてお金の呪縛から自由になるために』那須里山舎、2019
アンドリュー・ヤン『普通の人々の戦い AIが奪う労働・人道資本主義・ユニバーサルベーシックインカムの未来へ』那須里山舎、2020

<レポート015>商品貨幣論および外生的貨幣供給説の誤り -『 マンキュー マクロ経済学』 を例として

シェイブテイル&朴勝俊
2020年 3月 18日

大学で用いられているマクロ経済学の教科書は、ほとんどが「 商品貨幣論 」 と 「 外生的貨幣供給説 」 に立っています。 これらの考え方は、貨幣量は有限であり、預金の結果として貸出が可能となる、言い換えれば家計の貯蓄が企業や政府の債務を支える という間違った議論につながります。現在の主なマクロ経済理論が現実をうまく説明できないのは、この 2つの考え方に立脚しているからだと考えられます 。
本稿では、大学等で広く使われている教科書のひとつである『マンキュー マクロ経済学 I 入門編 (第 3版 )』 に記された貨幣論を批判的に検討し、その 誤りを明らかにします 。

ダウンロード How-Mankiw-is-wrong

田中信一郎先生のご質問にお答えして

田中信一郎先生が書かれた良書『政権交代が必要なのは、総理が嫌いだからじゃない』に関して、私が紹介のツイートをしたことについて、田中先生からツイートでご質問を頂いていることに、ある方からお知らせいただいて気づきました。文字数が制限されたツイッターは回答に向かないので、以下、誤解が生じないよう、先生からのツイートを全て引用した上で、ご質問にお答えさせていただきます。

※田中先生からすぐにお返事をいただいたため、もとの文書のPDFは削除いたしました。