月別アーカイブ: 2017年10月

山本太郎×ひとびとの経済政策研究会presents 「全てのひとびとのための経済学講座」第3回 ご質問への回答

山本太郎議員とのコラボ連続講座、9月16日に行われました第3回で、ご来場のみなさんからいただきましたご質問への回答を作成しました。たくさんのご質問をお寄せいただきまして、ありがとうございます。下記よりダウンロードしてください。

TaroKouen20170916Q&A

反緊縮経済政策マニフェスト2017 (案)

今回衆議院の解散がわかったあと、私たち「ひとびとの経済政策研究会」は某政治家から所属党に提案する経済政策マニフェスト私案の作成依頼を受け、粗作りのものを急ごしらえして提案しました。ところがその途端、情勢が急展開して、せっかくつくったマニフェスト案が宙に浮いてしまいました。

せっかくですから、もっとちゃんとしたものに完成させ、左派・リベラル派の政治勢力に選挙マニフェストとして採用してもらおうと、作成の途中段階のものをあちこちツテを尽くして送り、参考にしてもらえるように働きかけました。

結局どこからも反応がないまま、選挙も終盤になって、ここにようやく完成版ができあがりました。もう間に合わないかもしれませんが、あと一日でも二日でも、目にとめていただけた人に、ほんの一部でも参考にしていただけたらと、公表することにします。

目標数値やスピードについては、政治家サイドで薄まることを若干織り込んだものとなっていますが、実現までのプロセスについては、段階を省かずに書いたものが多いつもりです。

↓ ダウンロード
manifesto2017

※ 少し修正しました。6ページ見出しゴチック漏れ修正。20ページ「国民年金」という言葉一箇所を「基礎的年金」に変更。最後のページの最後の段落三行を削除。(10/21)

※追加修正。四角で囲った要約部分にぶらさげインデント。p.13 景気拡大が不十分ないとき」→「不十分なとき」。p.15 小見出し変更: 「50兆円玉」→「硬貨発行」(10/25)

※ 訂正しました。くわしくは「反緊縮経済政策マニフェスト案」印刷用の記事をご覧ください。(2018年9/3)

山本太郎×ひとびとの経済政策研究会presents 「全てのひとびとのための経済学講座」第4回

山本太郎議員とひとびとの経済政策研究会とのコラボで予定しております連続講座の第四回を下記のように開催します。ご関心のあるかたは、リンク先の予約フォームより予約の上、ご参加下さい。

講師:山本太郎(参議院議員)、朴勝俊(関西学院大学教授)、松尾匡(立命館大学教授)

第4回 ひとびとの経済政策の未来像(最終回)
日時:2017114日、13:4016:40  託児あり
場所:ウィングス京都・セミナー室AB
阪急烏丸駅・京都市営地下鉄四条駅から北東方向、徒歩5分、東洞院蛸薬師上る
http://wings-kyoto.jp
参加費:600円(託児のためのご協力金を含む。学生無料。定員117人・要予約。)

※託児は別室です。ご利用の方は、1025日までに、お子様の人数・お名前・年齢をお知らせください。申し込みされなかった方のお子様をお預かりすることはできません。

主催: ひとびとの経済政策研究会   当日連絡(朴勝俊):090-1149-4945
託児申し込み(朴勝俊) rsm77309@nifty.com
予約先: https://ssl.form-mailer.jp/fms/092a0538516036

全てのひとびとのための経済学講座第4回

経済学会セミナーのお知らせ「アイスランド金融危機——政治的対応とその後の政治変動」

立命館大学経済学会では、神戸大学大学院国際協力研究科博士課程の塩田潤さんをお迎えして、アイスランドの金融危機に対する現地の人々の政治的対応についてお話しいただきます。

アイスランドは、北太平洋の北極海近くに浮かぶ、人口30万人余の小さな島国ですが、リーマンショック前は、世界中から資金が集まる金融立国で、経済活況にわいていました。それが2008年のリーマンショックで一気に破綻します。

ところがアイスランドは、IMFが救済の見返りに押し付けようとした緊縮策を拒否、かえって社会保障を拡大しました(これは日本でよく信じられている誤解でした。詳しくは11月8日の投稿記事をご覧ください——11月8日追記)。その結果、通貨が暴落したおかげもあって、輸出や観光業が伸びて経済がめざましく回復、今日に至るまで好調な経済を維持しています。それは、IMFの緊縮策を受け入れて、経済が崩壊し、おびただしい失業者を生んだギリシャと好対照をなしています。

このセミナーでは、アイスランド政治がご専門の塩田さんに、この金融危機のときに、どのような政治的対応がなされたのかをお伺いしたいと思います。また、塩田さんは、この夏にもアイスランドで調査をなさっていたので、最新の現地の経済・政治の状況がどのようなものかも、お伺いできると思います。

私たちが知りたいことを突っ込んでお尋ねしたいということが主旨ですが、どなたでもご参加いただけます。

日時:11月7日(火)18:30~20:30

場所:キャンパスプラザ京都6階 第1講習室

テーマ:アイスランド金融危機―政治的対応とその後の政治変動

報告者:塩田 潤氏(神戸大学大学院国際協力研究科博士課程)

(松尾 匡)